このレビューはネタバレを含みます
一言で言えば、
観終わった後、降りたことのない駅へ向かい、訪れたことのないお店で、目が合った見知らぬ人に話しかけてみたくなる映画!
神に翻弄され不安や孤独に陥っている人物たちが、真っ直ぐでユーモアと愛に満ちたエアと接することでそれぞれが当たり前でない自分だけの幸せを見つけていく。
世界は不条理に満ち、なぜ自分ばかりがこんな目に、と天を仰ぎたくなるようなことばかりだけど、わたしたちはこんな世界やこの世界が押し付けてくる価値観に従うことなんかないんだ!と、肩をぽんぽんと叩かれたような気持ちになった。