AKO

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃のAKOのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった〜!
悪夢を、自分を苦しめるもう1人の自分を、やっつけて無くすんじゃなくて、いてもいいよって納めたのがすごく高度な心的作業をしている…幼稚園児にして…!と感心した。

見ないふりして楽しい夢に現実逃避するだけではその場凌ぎでしかなくて、いつか対決しないといけない時が必ずくる、それがこの映画の話。でもその対決ができるくらいの心の成長やエネルギーの補充の期間は必要だから、お父さんが必死に夢を守ろうとしたことは決して無駄じゃなかった。
それでもひとりでは立ち向かえない、自分を受け入れてくれる(「嫌いにならない」)人の存在がいて初めて、自分に向き合うことができる。その役割を果たしたのが春日部防衛隊やみさえたち。
よくできた話だ…。
AKO

AKO