是枝作品、基本的には好きなんですが、この作品は、特に面白いとか、感動とか、あまり感じませんでした。嫌いじゃないけど。
気になったのが、セリフに、「あれ」って言葉が、すごく多い。気になったので、私生活で奥さんとの会話を意識して聞いていたら、確かに、連発してた。
映画を、観てる側としては、2人との面識もなくほとんど初対面なので、いままでの「あれ」に対して、予備知識が無いので、いちいち想像しなくちゃならないので、ちょっと疲れた。
日常を描いているので、これが正しいんだけど、映画は多少は説明的なセリフでもいいのでは、と、思いました。意外な発見です。
ま、日常の中の些細なドラマを描いているんですが、役者陣が、めちゃくちゃ上手い。特に樹木希林。で、そこにやられて、泣いちゃいました。
映画を観て、自分は、父親として息子に何かしているかな？って、ちょっと考えさせられました。
ま、かといって。何かしなきゃとか、変わったわけではないんですがね。w
