あー、じわじわ来てしまう。
男って過去にこだわるよなあ。
ま、女性もそういうところあると思うんだけど。
でも、男女関係においてはホントにリアル。思い続ける良多の想いは響子には届かない。このギリギリ届かない感じが良いんだな。「歩いても歩いても」でも感じた、もうちょっと足りない感じ、少し遅れた感じ。
今作は、いつもよりコメディ色が強いように感じ、中盤までは樹木希林さんの過干渉にアレ？という感じもあったんだけど、終盤にかけては希林さんの独壇場に。やっぱり泣かされてしまう。
中年男性の目から見ると、厳しいなーって感じるメッセージもあったり、戸惑うシーンもあるんだけど、何度も観たい作品。
