Sinamon

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~のSinamonのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

太陽の光線に過剰反応する“XP(色素性乾皮症)”という難病を患う17歳のケイティは、太陽を浴びると癌細胞が増殖したり、神経障害を生じてしまい死にいたってしまいます。
夜しか外出できない彼女のたった一つの楽しみは、毎晩駅前でギター🎸を手に歌うことでした。
高校を卒業した夜、ケイティは片想いしていた相手チャーリーと出逢います。
病気のことを隠したまま、次第に二人は恋に落ちていきます。
ケイティの人生で最初で最後の恋を描いた映画です。

1/20000人の確率でなる難病 " XP " と闘うケイティは昼間は外に出れない為に幼い時からチャーリーを窓辺から毎日眺めていて恋をします。

亡くなった母親が大好きだったギターを弾き自作の曲を作るのが日課で夜になると駅のホームで歌う🎤のが限られた楽しみでした。

高校を卒業した日に彼女の前にチャーリーが現れ話かけられてしどろもどろになるケイティ。
どきまぎしてしてつれない態度で逃げるように帰ってしまうケイティが微笑ましかったです☺️ 幼い時から学校にも行けず友達が一人もいなかったケイティと唯一友達でいてくれたモーガンのはからいで再び会う事になる二人。

急速に惹かれ合うケイティとチャーリーを見てキラキラ輝いている二人がとても素敵でした💖
夜しか会えない二人だけれど、限られたその時間でパーティーやライブ等ケイティの知らない世界を沢山見せてくれるチャーリーがとにかく格好良くって素敵でした。
ライブの帰りチャーリーが僕の前で歌を聞かせてほしいとケイティにお願いします。
そんなの無理と嫌がりながらもケイティが路上ライブをするとケイティの歌声に道を歩いていた人達がどんどん集まるシーンでは歌って凄いなぁ素敵だなぁと思いました🎵

ケイティは病気のことをチャーリーに言うと1人の人間より病人として見られてしまうと言うのですが、その言葉が胸に刺さりました。
普通の女の子でいたい、って気持ちが手にとるようによくわかりました。

パパがとにかく優しくっていい人で娘の側でずっと病気と向きあってきて、ケイティと本当に強い絆で結ばれていて、ケイティはもし自分が亡くなった後、パパが一人になるのを心配して、婚活をして素敵な人と生きていってほしいと願いパパが泣きながら「そうするよ』と言うシーンでは大号泣してしまいました😭

ラストに向けて涙腺崩壊でずっと泣いてしまいました😭

ラストのケイティの輝いた笑顔がとても美しかったです💖

ラブストーリーですが、家族愛、友情、諦めない気持ちなども描かれていて、とても素敵な映画でした。

ケイティ演じるベラ・ソーンはとても綺麗でチャーリーと一緒にいる時間がとても幸せそうなのですが、病気で苦悩する姿も見事に演じられていました。
そして歌声が美しくキュートで可愛いかったです💓

チャーリー演じるのはアーノルド・シュワルツェネッガーの息子のパトリック・シュワルツェネッガーでこの映画が初の主演作でケイティを心から愛し優しさと凛々しさを兼ね備えた好青年で、ケイティとのラブストーリーに華を添えていました。

今を精一杯生きる事の大切さや勇気をもって一歩踏み出す事の大切さを教えてくれる映画なのでおすすめです🎬️👌
Sinamon

Sinamon