1940年、ダンケルクまで追い詰められた英仏軍を陸海空の3つの視点から描いたクリストファー・ノーラン監督の戦争映画。
ノーラン監督作品なのになぜか観ずに残ってた「ダンケルク」をついに鑑賞する気に!せっかくだから【現場】と【会議室】を2本立てで観たいなということで、「ダンケルク」&「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」をチョイス。
まず「ダンケルク」なんだけど、とにかく迫力満点!ノーラン監督が大好きな時間軸を操る演出は正直そこまでビビっとは来なかったけど、終始緊迫感がビンビンでまさに手に汗握って観れる作品だった。これ映画館の大画面大音響で観てたらさらに没入感ハンパなかっただろうなぁ。家のテレビ画面でも映像キレイだなと惚れ惚れするぐらいだったから。
戦争映画としてリアリティを出すためにセリフが少なめになってて、顔や仕草だけで魅せる演技がとても際立ってた。特に、防波堤を指揮してたおっさんがとても良い味出してた。何度も何度も思わせぶりな顔をしてくるのがたまらん。顔の緊張感をちょっとだけ緩めたり強めたりする演技力が最高。
ジョージくんのくだりは必要だったのだろうか?あんまり必要性を感じなかったけど、なんかメッセージが込められてるのかな?