ダンケルクのゆのネタバレレビュー・内容・結末

ノーラン作品という事で観たけど、ちょっとドキュメンタリーに寄りすぎてて、個人的には好みじゃなかった…残念。台詞がかなり少ない印象。
ドラマ性がなくて感情移入しにくかった点がはまらなかったのかも。

3つの視点で構成されていてそれぞれのパートに主要な人物がいるのは面白かった。
時間の経過は最初に表記があったけどあんまり理解せず見ていた。

実話として見ると、過去にこんな歴史があったんだと学びになるし、戦争の恐ろしさとか考えさせられる。
船の沈没シーンとかかなり緊迫感があって、映像も良かった。緊迫感や感動を要所要所で煽る効果的だけど静か〜な音楽と、カメラワークはノーラン！って感じ。じわじわカメラワーク大好き。

40万人の兵士のうち、3〜4万人を救おうっていう計画が、結局35万人を救えたのは超すごいし、民間の船の勇気と母国愛に感服。勉強不足で全然そんな史実を知らなかったので学びになった。

民間の船が続々と迎えに来たところと、電車で駅に戻ってきてみんなに歓迎されるところがグッときた。
「故国だ…」のおじさん良い味出してた。
歴史を知れたという意味では良かった。