ダンケルクのへんりのレビュー・感想・評価

ノーランの新作です。
ダンケルク救出作戦についての群像劇ですが、人物描写が薄くバンバン人が死んでいくのでホラー映画のようです。ハクソーリッジがドロドロの死体を映しまくっていたのに対し、本作の死体は割と綺麗なので、視覚的な怖さはありません。しかし効果音が怖すぎる。プロペラ機の音、砲弾の音、これは劇場で観ないと損です。たぶんテレビだと、なんかあっさりした映画だねーってなる。そういう作りなので106分の上映時間はよく計算されてると思いました。