全編を通して時計のような音が鳴っていて時間を意識させられる。陸では一週間の出来事、海では1日の出来事、空では1時間の出来事を描いていてある地点で交錯するというのが全体の構成。セリフはほとんど無く祖国へ帰るという共通認識のもと、ひたすら姿の見えないドイツ兵と闘う。
最終的には敵機を撃ち落としたが敵に捕まる英雄、味方兵を救助した英雄、活躍が知られず罵倒される英雄、新聞に載る英雄、生きて帰ってきただけの英雄（それでも生きているだけで充分という人もいる）が生まれ、境遇は違えどたくさんの人がダンケルクで英雄となった。
マークライランスは安定。トムハーディには震えた。フィオンホワイトヘッドは大物になりそう。ハリースタイルズは憎めなかった。笑
