第二次世界大戦史上最大規模の撤退作戦ダンケルクの物語。ドイツ軍は陸海空全てを動員して、フランスとイギリスの軍隊を追い詰めた。そこから逃げ出す話なのだが、勝てば官軍とはよく言ったものだと改めて感じるほど美談になっていた。空軍のトムハ達、街中から逃げてきた若い兵隊さん、対岸から小さな自前の船で助けに向かう親子。この三者の視点で描かれ時間も行ったり来たりするのでスリルに乏しかった。戦闘機の飛び交う街に住んでるから慣れてしまったのかも。
小さな船の中に、キャンプ用のコンロのようなものに載ったやかんがあった。戦争中の海上でも暖かい紅茶を飲むとはさすがイギリス人。トムハの出演作にはやかんの出番が多い(マッドマックス除く)この監督の作品はやたらに長いのが多いが、この作品は短めにまとまっててそこはよかったと思う。戦争中ジャムパンが食べ放題だなんて、これじゃあ日本には勝ち目なかったなぁ…
IMAXで観たので、迫力満点。
それとフィルマークスのあらすじでは「生きて帰ると誓った3人」とあるが、そんな場面あったっけ。3人ってどの3人？？？？？
