クリストファー・ノーラン、まともに観たのってダークナイトくらい。そんな俺ですがめちゃめちゃ楽しめました。
冒頭の銃声のデカさにビクっとなってからずっとハラハラビクビクしっぱなし!
ただ時計の秒針を刻む音と共に、不安感を否が応でも誘う不協和音な弦楽器がずっと鳴り続けているのって監督の狙いなんでしょうが、個人的にはちとうるさかった。普通の会話シーンには音楽いらなかったのでは?
しかしさすが本物の船や戦闘機使ってるだけあって生々しい迫力。(ただこれも今の映画を観慣れてる身からすると、戦闘機がダァーッと群れをなして飛び交うシーンが欲しかったな、とは思ったけど)
あとイギリスの名もなき一般市民が船で救出に来たシーンは、事前に歴史的事実としてわかってたけどやっぱりウルウル感動。
一種のアトラクションムービー、そして登場人物たちが生き残るのか?というサスペンスとして一級品の出来なんて、戦争ものなんでしょ?とかしこまる必要はなし。映画館で観ないと意味ない作品!