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ダンケルクのyaaaのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
戦争映画というよりも
生き残る話、いや
無駄口たたかないプロフェッショナルが己のやることだけを遂行する話、いや
撤退という大舞台に寡黙な裏方が自分のパートで力の限り仕事をしてその結果ささやかな奇跡が起こる話。
IMAXの大画面と大音量でそれなりにドキドキ観れた。
桟橋パートはもっと遊ぶところ(不条理・地獄みせる)なのに真面目なのはいかにもノーランって感じ。

IMAXで観るべきとあるが、たしかにその通り。
大きいサイズで観て現場の没入感を味わうとかでは無く。
今回の画面サイズって地デジ直前のアナログ放送の画面みたいな1.43:1の四画ぽいサイズなのね。
あんなフレームなんか嫌い。これまでの劇映画のフレームの美学になんか合わない。それを気にせず観る為にはIMAXなのね。

総じて楽しめたんですがかなり期待した1週間、1日、1時間と単位の違う時間軸のクロスカッティング。
「きた。きたー!。このシンクロする気持ちよさ!!」的なのが無くていつ交差したのか分かりにくくて。シナリオ上は仕掛けになると思えるのはわかるのですが…
普通に順通り並べたのがよかったんじゃないのかなと。

トム・ハーディーは「またか!」と思ったでしょうね。
「顔がうつらないじゃん」って
「いやいや。この映画で一番の儲け役なんですよ」とかノーランは言ったんでしょうか。

入場の際、おまけがあってちょっとニヤッとした。
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