予告編だけで、胃の痛くなる映画に違いないと思って避けてた。
胃が痛かった( ;∀;)
とにかくわかりやすい伏線が散りばめられてます。
「ああ絶対この伏線はあの形で回収されるに決まってる」と読めてしまうから、ずーーーーっと緊張する。
終始、この「押すなよ押すなよシステム」で
兵士たちの緊張と恐怖をそのまま観客が感じるような作り。
エキスポシティのIMAXでもっぺんみたい!
陸・海・空の3つの視点と時間で描かれていて、物語の中心人物はいますが、主人公はいません。
ただただ頭数としての青年兵士。
戦地でものを言うのは「運」です。
戦争はそういうもの。
「運悪く死ぬ」か「運良く助かる」か。
人物にまつわるストーリーではなく、映像と音でひたすら「死の恐怖、戦地の緊迫感」を体験させられて、映画館から出たときには平和な世界にほっとしました。
たぶんこれ、劇場じゃなかったら全然面白くないやろなー。
あと、大好きなトム・ハーディ様はほとんどずっとお面かぶっておられます。