おむすび

ダンケルクのおむすびのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
予告編だけで、胃の痛くなる映画に違いないと思って避けてた。
胃が痛かった( ;∀;)

とにかくわかりやすい伏線が散りばめられてます。
「ああ絶対この伏線はあの形で回収されるに決まってる」と読めてしまうから、ずーーーーっと緊張する。
終始、この「押すなよ押すなよシステム」で
兵士たちの緊張と恐怖をそのまま観客が感じるような作り。

エキスポシティのIMAXでもっぺんみたい!

陸・海・空の3つの視点と時間で描かれていて、物語の中心人物はいますが、主人公はいません。
ただただ頭数としての青年兵士。
戦地でものを言うのは「運」です。

戦争はそういうもの。
「運悪く死ぬ」か「運良く助かる」か。

人物にまつわるストーリーではなく、映像と音でひたすら「死の恐怖、戦地の緊迫感」を体験させられて、映画館から出たときには平和な世界にほっとしました。

たぶんこれ、劇場じゃなかったら全然面白くないやろなー。

あと、大好きなトム・ハーディ様はほとんどずっとお面かぶっておられます。
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