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ダンケルクのjamのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
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"ダンケルク沼"

誰が言い出したのかは定かではありませんが、
私もズブズブにハマっていて
どこかの劇場で上映がある、
と聞けば居てもたってもいられなくなるのです…

今回は…
日本初、ドルビーシネマでの公開!
…行くでしょう!
全ての用事を振り払ってでも。

劇場で観るのは、もう何度目か…
黒地に DUNKIRK の文字が白く現れた瞬間から心拍数爆上がりです。
Dolby Atmosによる音響効果が素晴らしく、海岸へのドイツ空軍の爆撃では土がドサッと頭上から降ってくる臨場感
海上へ不時着したスピットファイアからもがき出る窒息感
などなど、書き出したらキリがないわくわく、どきどきの連続

ストーリーは知ってるのに
観る度に新しい感情が心の底から湧き上がり、
その行き場を求めて魂が彷徨いはじめる

…映画を観る、体験する
とはそういうことなんでしょうか


そして
もうひとつ

この映画は私にとって忘れたくても忘れられない
唯一無二の作品

この映画を観て
"ここに出てくる兵士たちは皆、若くて
ふと自分はこの人たちの年齢を越えてしまったのだと気付いた"
そう言った人

…とても驚いて
そんな風にこの映画を観る感覚に

けれど
今日、故郷に帰りたいと切望する兵士たちを観ていて
ああ、そうね。
私もこの兵士たちと同じ若さはもうないんだ、と。
ケネス・ブラナー演ずるボルトン中佐の年齢にはまだ時があるけれど
仕事をする上でも、日々暮らすなかでも
若い世代を見守り、助けていく
だんだんとそうやって人は年齢を重ねていく、
そのことは寂しくも哀しくもなく

でもね
いざとなったら、ファリアなみにスピットファイアを駆ってみんなの為に神がかりの仕事をするから。



ドルビーシネマ
流石の臨場感だったけれど
やはりダンケルクは
グランドシネマサンシャインのIMAXレーザーGTテクノロジーで観るのが一番!
ということで、シネマサンシャインの上映スケジュールチェックしなくちゃ…
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