超ええかげん批評

ダンケルクの超ええかげん批評のレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
5.0
IMAXで観ました。

8月中旬にこの映画を観れたことに感謝。

民間の船乗り、若い陸軍兵士、戦闘機パイロットの3つの視点が同じ時間軸を行き来する。1つの視点で常に深刻なトラブルが起き、それを乗り切ったと思うと別の視点に切り替わり新たなトラブルに直面する。時間の使い方はクリストファーノーラン監督の十八番だが、今作においても得意のSF映画ではないにもかかわらず、その使い方や見せ方がほんとうに上手い。
そしてIMAXで観たからというのもあるだろうけど、今まで観てきたどの映画よりも爆発音や破裂音、銃弾が金属に当たった時の音のキレが良く臨場感を与えており音、だけでも緊張感がありこだわりを感じました。
そして戦場という極限状態の中で垣間見える人の臆病さや優しさ、格好良さ。
3つの視点が交差するラスト数十分は胸が熱くなります。
素晴らしい映画でした。