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少女の犬のレビュー・感想・評価

少女(2016年製作の映画)
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冒頭の演出、本田翼の表情を見て、「これはそういう映画だ」と自己暗示して観たら周りがボロクソ言ってる割には意外と普通に観れた。それもこれも、この映画のテーマとも言える"因果応報"の連鎖による伏線回収のおかげかも。面白かったわけではないけどね。

中二病による痛い台詞や表情を惜しげもなく見せつける本田翼は本当に顔が整ってるからこそだと思う。 今作はそういうキャラということで演出されたから悪くないけど、出来れば彼女はキラキラ輝く青春ラブストーリー専門にした方がいいんじゃないかな。

作文紙吹雪を両手に飛び込み自殺するアンジャッシュ児島のシーンは好き。
余談だけど、海岸沿いで自転車ニケツして叫ぶシーンがめちゃくちゃ『溺れるナイフ』っぽかった。

ラスト、紫織の友人星羅=セーラという繋がりはなんとなくわかったけど、完全には理解できなかった。
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