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復讐したいのKHのネタバレレビュー・内容・結末

復讐したい(2016年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

えっこれ2016年の映画なの?

中高生の強い味方、山田悠介大先生原作の今作は、「復讐法」なる法律が制定されている近未来が舞台。犯罪者を被害者もしくはその親類が国の法律の下復讐を果たしていいという法律である。今作の主人公である中学教師はこの復讐法に反対の立場であった。実際に親しい人を理不尽に殺されるまでは、、というストーリー。。

まず、言いたいのはこれ「バトルロワイヤル」からいろいろパクりすぎだね。。最初の地図とか、うん、モロ。
でもね、しょうがないよね中高生はデスゲーム×感動が好きだもんね。
理不尽、デスゲーム、そしていいシーンだろと監督が思ったであろうシーンには容赦なく大音量でかかる邦ロック、裏切り、工作、どんでん返しの繰り返し、果ては核爆弾テロまでもう全力で中高生を狙いに行っている姿勢は高評価です。
本当に山田大先生原作らしさが凄い表現できている映画だと思いました。そして大オチのくだらなさが逆に「うん、これこそ山田大先生原作映画や」と妙に納得できたものです。

でも、自分が思っていた死刑廃止論者の親類が殺されたらその時は絶対に意見変えるでしょということもこの映画ではやっていたので、、
もしかしたら自分はもう山田大先生の策略に嵌っていたのかも。。
(と、思ったら現実にもうあったんですね。日弁連の元副会長を調べて分かりました。)
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