もし小学生の時周りに障がい者がいたら。
善悪は置いといて、作中のようないじめに発展する心理は理解できるなと思った。中途半端な優しさにとどまってしまうのも、正義自体が目的になってしまう、つまり正義が感情に乗っ取られてしまうのもわかる。一切関心を示さないのもわかるし、寄り添おうと努力するのもわかる。
この映画の聾者は綺麗で健気だけれど、現実の世界だったらどうなんだろうと思う。
いじめられる環境とか親子関係とか容姿とか。
色んな問題で性格や容姿はどんどん変わってしまって、映画のような「助けたくなる」見た目をしているのだろうか。
実は本当に助けが必要な人は助けたい姿をしていないのかもしれない。
な、と映画を見て思いました。