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ウィッチのCのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッチ(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

キリスト教徒が悪魔の手に落ちる話。キリスト教のモチーフ(ウサギ、羊、狼、黒山羊、リンゴ、卵)、セイラムの魔女裁判、七つの大罪が盛りだくさん。

信仰感の違いでセイラム村から追放された父親(七つの大罪の1:傲慢)は、家族と共に森のそばにある荒れ地に移り住むが、あまりに過酷な毎日で、母親は若くて美しい娘トマシンに何かときつく当たり(2:嫉妬)、下の弟はトマシンを性的な目で見る(3:色欲)し、双子の妹は怒ってばかり(4:怒り)で、弟は怠け者(5:怠惰)で手伝いもしない。

ある日、まだ赤ちゃんの末の弟が何者かにさらわれ(魔女が空を飛ぶためには子供の脂肪を身体に塗る必要があるのでさらって殺す)てしまう。下の弟は森で魔女に誑かされたのち死亡。双子も(脂を取るために)何者かにさらわれて死亡。トマシンを魔女だと疑って信じない父親は飼っていた黒山羊に腹を刺されて死亡。それを見た母親がトマシンに襲い掛かるも抵抗するトマシンに刺されて死亡。

呆然とするトマシンの元に悪魔がやって来て「ドレスを着たくはないか?(6:強欲)バターを食べたくはないか?(7:暴食)」と誘う。うなずくトマシンは森の奥で行われている魔女たちの集会に参加する。服を脱ぎ塗り薬(これが脂)を塗って空に浮かび上がるトマシンは、この上もない喜びに包まれたような笑顔を見せるのだったエンドロール。
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