地球外生命体

エデン、その後の地球外生命体のレビュー・感想・評価

エデン、その後(1970年製作の映画)
3.4
「ヌーヴォー・ロマン」の旗手と呼ばれたフランスの作家で前衛的な作品を多数手がけた映画監督でもあるアラン・ロブ=グリエの監督第4作。

カフェ・エデンにたむろするパリの大学生たち。退廃的な遊戯や儀式に興ずる彼らの前に、謎の男が姿を現す。男が差し出した麻薬らしき粉末を摂取したバイオレットは、死や性愛をめぐる様々な幻覚に襲われる。

『不思議の国のアリス』と『O嬢の物語』の恐るべき邂逅とも評された、蠱惑的な色彩設計やSM行為、チュニジア・ロケ等鮮やかな画面に目を奪われるロブ=グリエ初のカラー作品。

日本では、特集上映「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」(18年11月23日~、東京・シアター・イメージフォーラム)で劇場初公開。

英題/Eden and After
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