地球外生命体

ブレイク・ビーターズの地球外生命体のレビュー・感想・評価

ブレイク・ビーターズ(2014年製作の映画)
2.7
1980年代、社会主義政権下にあった東ドイツでブレイクダンスに自由と希望を見出そうとする若者たちの姿を、実話を元に描く。

ブレイクダンスに出会い、プロのダンサーになるまでを描く本作では、ダンスを踊れる役者であることが何よりも重要だった。そのため、ダンス経験者を条件にオーディションを実施し、約800名の中から主要キャストが選ばれた。

1985年の東ドイツ、テレビで取り上げられていたブレイクダンスに心を奪われたフランクは、仲間たちと路上でダンスに興じるようになる。多くの若者たちがダンスに熱狂する動きに対し、アメリカ生まれの非社会主義的なダンスを禁止しようと政府が動き出す。フランクをはじめ、多くのダンサーが国家警察に逮捕されるが、若者たちのダンス熱は収まることがなかった。そこで政府は、苦肉の策としてフランク率いるダンスチームを国家公認の芸術集団として認定。フランクのチームは人気を博していくが……。
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