JunkoHayashida

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘いのJunkoHayashidaのレビュー・感想・評価

4.2
ウクライナ危機もあり試聴。
EU加入を公約に掲げた大統領が親ロシアへと舵をきったことをきっかけにデモが始まる。
国民の民主化への思い、多くの血を流して勝ち取ったものが、たった8年でロシア侵攻によって崩れたのかと思うと虚しさと悲しさを覚える。

独裁者が牛耳る政府の危険性を知っているからこそ、国民と共に戦うゼレンスキー大統領が支持されているのだろう。

すごくバイアスはかかっているものの、赤十字や神官にも銃を向ける警官隊、医療施設への襲撃、宗教観を超えた聖職者たちの連携、そしてこの時代において暴力でしか対話ができないのかと嘆く市民の言葉などが胸を打つ。

今見ておくべきドキュメンタリーでした。
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