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ぼくは明日、昨日のきみとデートするのgashiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルからして絶対好みに合わないと思い避けていたが、機会があって視聴。難解度を下げたロマンス版のテネット。物語の作成の都合上二人を完全に平等に描くのは難しく、基本的にはタカトシの時間が主でエミの時間が従として描かれているものの、物語を成立させるための巧妙なアイデア(単位は1日、メモ帳など、下記参照)が用意されている。とても細かい部分にツッコミを入れることはできるかもしれないが(0時スイッチなど)、このタイプの作品でそれをやるときりがないので妥協すべき。ただロマンス映画は肌に合わないらしく、感情移入が難しい。

・単位は1日→仮に相反する時間の流れを厳密に描くとテネットみたいになり、二人がコミュニケーションをとることがほぼ不可能になる。
・メモ帳→エミがメモ帳を持っていないと2日目でいきなり両親に合わせようとしてくる男にドン引きしてしまって破綻する可能性があることになり、起伏を作りづらくなる。
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