パエリア太郎

ぼくは明日、昨日のきみとデートするのパエリア太郎のレビュー・感想・評価

2.8
20歳の男女のデートを眺めているだけ

「私もあなたを見てた」
「私はあなたの思ってるような人じゃないよ」

これを愉快に楽しく見てられる程、僕の心は広くなくて、割と結構ずっと退屈。。

恋愛を盛り上げるために最早そこまでするか!!というのは置いといても
広げすぎた設定を活かして無さすぎると思います。もう一度見たいと思わないですもの。

初日が1番馴れ馴れしい、初日は特にエロエロとか
次第によそよそしくなる。次第に髪型が短くなるでもいいし、次第に傷が酷くなるでもなんでも、見せ方があると思うし
あれ、理解が間違ってますか?!
どうあれ、相対的な様子をビジュアルでみたいじゃないですか!

あと、上手くないと思っちゃうのは彼も立場が同じというか、そこまで掘ってほしいじゃないですか
毎日一緒にいるんだから、未来がわかるじゃなくて、思い出が抜け落ちてるって方がどう考えても自然な現象として先に発生すると思うんですが、どうでしょう。
そして、思います。
そんなに切ない2人なら是非一緒に夜を過ごし朝を迎えようよ!!!
その瞬間を見たいものでした。
未来を裏切らない、台本通りで幸せかい?→幸せです。
本当にこれで終わるという物足りなさ。

望むべくはもう着床ですよ!!
二人の子供はどうなるんでしょう。

切なさの演出のために、突飛な設定。でもそれが愉快でもなければ上手いとも思えませんでした。

あとなんで携帯持ってないんですか?!
2人の馴れ初めはタカトシくんの親から初めて聞かされるじゃダメなんですか。
分かったこと、そりゃあそうっすよ。って事を何回もナゾられ、ダラダラめそめそが退屈に感じた1つでした。

そして恋愛に焦点を当てながら、そういうものだから!決まっているから!で終わる
運命よりもロマンチックな2人が心で惹かれ、2人でなければならない理由が抜け落ちた作品だとも思いました。
パエリア太郎

パエリア太郎