風来坊

シャークトパスVS狼鯨の風来坊のレビュー・感想・評価

シャークトパスVS狼鯨(2015年製作の映画)
2.0
ドミニカの港町に鮫とタコの融合生物兵器シャークトパスが出現。更には遺伝子治療の成れの果てのホエールウルフなる生物も現れ街はパニックに。ひょんな事からシャークトパスの心臓を手に入れなくてはならなくなったダメ男の戦いを描いたモンスターパニック。

相変わらず映像にマッチしない違和感満載の低レベルCG。これ以上良くする気もない開き直りぶりには関心すらしてしまう(´・ω・`)
相変わらず登場人物はイカれた人ばかりで魅力なし。港町の人々が襲われているのに危機感ゼロで悲愴感もない。なかなか行動に出ない主人公達にもイライラ。シャークトパスとホエールウルフの戦いはもはや茶番。

主人公役には若い頃はイケメンで「スターシップトゥルーパーズ」で名を馳せたキャスパー・ヴァン・ディーン。落ち目で呑んだくれの男の役をなかなか好演しています。あのアメリカロック界の大物イギー・ポップもカメオ出演しているムダな豪華さ。

ストーリーはもうどうかしちゃってる内容。遺伝子操作から始まりブードゥ教まで出て来て無茶苦茶です。ツッコミを入れるのも疲れます。テンポの良さを含めて1作目の方が断然面白い。B級としてそこそこは楽しめますが、シャークトパスらしさがイマイチで個人的には残念でした。
風来坊

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