ゴン吉

卒業白書のゴン吉のレビュー・感想・評価

卒業白書(1983年製作の映画)
4.0
高校三年生の男子生徒が両親不在時に巻き起こす騒動を描いた青春ヒューマンドラマ。  
トム・クルーズ主演、レベッカ・デモーネイがヒロインを演じ、カーティス・アームストロング、ブロンソン・ピンチョットらが共演。 

高校三年生のジョエル(トム・クルーズ)は、両親が旅行に出かけた不在時にコールガール(レベッカ・デモーネイ)を自宅に呼んで楽しむ。それがきっかけで彼女と一緒に自宅でパーティーを開いていると、間が悪いことに志望していたプリンストン大学から面接官が訪れてパーティー開催中に面談する羽目に。パーティー参加費として大金を手に入れたジョエルは、彼女と地下鉄で情事を楽しむが、帰宅すると家具家財は全く無く、家の中はからっぽになっていた…

トム・クルーズの初主演作品の出世作。
若いトム・クルーズが羽目を外す裕福な家庭の高校生を演じており、男子高校生の願望を描いた作品です。
親の不在をいいことに友人と親のポルシェを乗り回したり、コールガールを自宅に呼んで楽しんだり、パーティーを開催したり、若気の至りでやりたい放題。
その代償は大きく、家財一式すべてを盗まれてしまう。
しかし人生分からぬもので、思わぬ結末が待っていた。
これまで親の言いつけを守ってきた真面目な高校生が、親が不在の1週間で、チャレンジ、ベネフィット、リスクのサイクルを学び、大人の世界への足掛かりを学んでいく。
「人生にはここぞって時がある 成るようになれとばかりにやってみるもんだな」
「人間管理料です 一晩で約8千ドル利益をあげました 人生って素晴らしいですね」 

2024.1 NHKで鑑賞(BSプレミアム・吹替:高橋京子)
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