丑年のゆい

スノーマン 雪闇の殺人鬼の丑年のゆいのレビュー・感想・評価

スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)
3.4
白い雪×赤い血

犯人や犯行が19世紀の殺人鬼“切り裂きジャック”を思わせました。動機もそれなりに…。初期のドラマ『相棒』でも切り裂きジャックをモチーフにした事件がありましたが、やはり同じモチーフなので本作と類似点が多いです。話は相棒の方が面白かったかな…。

監督が「裏切りのサーカス」のトーマス・アルフレッドソン、出演者もマイケル・ファスベンダー、レベッカ・ファーガソン、J・K・シモンズ、ヴァル・キルマーと実力派揃いなので少し期待し過ぎた感は否めない。

レベッカ・ファーガソンがオフィスで「(車で送るけど一緒に)乗ってく?」と言うシーンはすごく可愛いかったです。

本作には原作があるようで、ジョー・ネスボというノルウェーの小説家が書いた「The Snowman」というハリー・ホーレ刑事シリーズと呼ばれる推理小説のひとつが題材という事で納得しました。なんとなくシリーズものの1話という感じで、一つの映画にしてはキャラの掘り下げが甘い気がしていたので。

そうは言ってもそれなりに楽しめました。
途中までは割と面白かったので、他のレビューに釣られて少し低く評価してしまったかも。

ジェームズ・ダーシーが出てて嬉しかった。
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