丑年のゆいさんの映画レビュー・感想・評価

丑年のゆい

丑年のゆい

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年製作の映画)

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正月と言えば寅さん。
題名に惹かれ選びました。
寅さんからは僕イズムを感じ過ぎる瞬間があるので少し距離をとっていたのですが、相変わらず笑わせてもらい、元気が出ました。

“風の吹くまま気の向くまま”、
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

4.0

今年の映画館納めしてきました-。

ビルとテッドの30年以上の歴史をこの2日間で体感してきたのでこちらも時間旅行した気分に。だからワイルドスタリンズ再結成のシーンで思わず胸が熱くなりました。

どんな
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ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.6

死神好き。
ウィリアム・サドラーだと知ってアツい。何気にMCU俳優なので、、、
ラストで一丁前にミュージシャン気取りしてる部分が笑える。
次回も登場するみたいで楽しみ。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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丁寧に紡がれる二人の関係、まるで映画が恋愛を再発見していくかのよう。
恋に落ちるときめきと煌めき、運命に引き裂かれる痛みと喪失、監督の思い描く恋愛の光と影。

エロイーズは監督が長年公私を共にした元パ
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ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.7

【ポジティブ・シンキングで発想の転換】
いつも心の中にビルとテッドが居るつもりで生きていきたい。

ソクラテスが可愛い。『無知の知』で知られるだけあって、適応速度の速さは流石でした…。あとジャンヌ・ダ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

【幸せの価値観、広がる世界と可能性】

自分の人生、流れに抗おうが、身を任せよう正しい生き方なんて無いですし、同時に間違いもありません。
求め続ける者、諦める者、手に入れる者、失う者、長い目でみれば誰
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

【“憧れ”は理解から最も遠い感情だよ】

姉や兄みたいな存在に少し憧れがあるので、ジョジョに共感。

タイカ・ワイティティという現代のチャップリン

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.4

【居場所を探す者、守る者】

ここまでアツい作品だとは…‼︎
ONE PIECEやNARUTOの第一話を読んだ時の様な壮大な世界を感じさせる。
少年漫画を愛する人が好きな要素が詰まっています。能力の魅
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.4

【夫婦の関係 接触不良中】

テレホンセックスなるものを初めて知りました。何が良いのかわからなかったのですが、日本でも同人音声(ASMR)って人気ですよね。実は同人音声を作っている友達がいるので概要は
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.8

“カート・ラッセル”サンタ今までで一番好きなサンタかも!

カート・ラッセルの悪ガキみたいな笑顔、好きですねぇ〜。可愛いですよね!
ワイルドだけどお茶目で陽気寛大な所がいかにもサンタにハマってます。む
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.9

【フラグを踏んだらサヨウナラ】
【ベティの渋さ・顔芸・肉体・キャラ】

序盤から振り回される暴馬のよな映画なので乗りこなせれば面白い。
リベラルと保守の風刺は「ザ・ボーイズ」や「ゲット・アウト」と面白
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

妙な心地よさに包まれる。

不安を煽る演出

主人公も不安定

混沌の中の秩序、混沌=平和

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関係ないけど、本作みたいな特殊な
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スパイ in デンジャー(2019年製作の映画)

4.2

2020見逃しちゃいけない映画!
劇場公開できなかったことが悔やまれる。

ウィルスミス演じる凄腕スパイとトム・ホランド演じる平和を愛する科学オタクのバディムービー。こんな映画が観たかったというくらい
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がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

3.8

映画以外のことで驚きがあった記憶…

父と娘の物語になぜか弱い。
登場人物みんな良い人なので暖かくなれました。

「7番房の奇跡」とか映画館でやってくれたら観に行きたい。

あと韓国映画って7割くらい
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.5

ワンダーウーマンと相性悪いのかな…。

前作も周りの評判に比べて自分は微妙に感じた。期待値が高すぎたからかとも思ったけど2作目も前作以上に微妙に感じるので合わないんだろう。アメコミ映画の化身みたいな僕
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

レビューしてなかった映画の年末調整

映画を大画面で観る喜びと興奮を思い出させてくれておりがとう、ノーラン!

僕が世界で1番好きな女優のエリザベス・デビッキを起用してくれるなんて趣味が合うね、ノーラ
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.4

まるで絵本のような温もりある絵柄、民間伝承のような物語、心地良い音楽どれも極上。

魔法にかけられた様に魅入られました。

ここがつくる映画が好きです。
この映画の全てが大好きです。

言葉では表現で
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

4.1

【どんな人間になるかは
  他人ではなく自分が決めるんだ
    人生は君次第、君が決める】

木漏れ日や鳥の囀りの心地良さ、流れる様な美しい時間がまるで白昼夢を思わせる作品。

ソフィア・リリス演じ
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.3

すごい、すごい、すごい!
2020ベスト(暫定)のひとつ。
絵も音楽もモチーフも全てが美しい。
“Cartoon Saloon”
良い仕事をするスタジオを見つけてしまいました!
同じくCartoon
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.4

人種や政治の問題、コロナ禍など様々な背景を背負うことになってしまった不遇の作品。

アニメ版は未鑑賞なため、実写との違いはわからないが、全体的に硬派な印象。ディズニー実写化の醍醐味のミュージカルやロマ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

上映前
「(煉獄って人にあまり思い入れないけど大丈夫かなあ)」
上映後
「煉獄さん…ありがとう煉獄さん…」
【心を燃やせ】
煉獄杏寿郎という男が持つ正義感、それを形成するのは「強く生まれたもの」として
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.1

音楽の力って偉大!

ハンス・ジマーが神の域にいるのは当然なんですが、個人的にはトーマス・ニューマンのつくる曲にとても魅力を感じるので話を聴けて嬉しかったです。彼の曲はピアノが繊細かつダイナミックで、
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.2

揺れるルーツとアイデンティティ

『パラサイト 半地下の家族』を思わせるシュールな笑いに、アジア映画とシュールな笑い相性の良さを実感した。昨今変容しつつあるアジアへの認識、本作は特にありのままの正しい
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

『ヤらない彼氏としたい彼女』

義賊風に描いてるのかと思ったらそんなことはなかったのが意外。

目の前でイチャイチャ見せつけられその上美味しいところもないのについていくC・W・モスの健気さに涙…。
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.4

M.I.Bシリーズの持つ不思議で神秘的な宇宙のパワーをこの映画からは感じられませんでした。数年前のM.I.B3が最高傑作だっただけに少し残念。強いて言えば主人公たちにもっと地球を守るというM.I.Bら>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

4.0

一度は夢を諦めた男達が、40年の時を超え再び宇宙に挑戦する。宇宙に旅立つまでの過程をここまで丁寧にする作品も珍しい。そのせいで宇宙での話が多少駆け足だが、イーストウッドが描きたかったのは、それまでの過>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

“ピーター・パーカー(P.P)”や“ブルース・バナー(B.B)”、“スティーブン・ストレンジ(S.S)”の様なイニシャルが揃った名前、実は僕もK.Kなのでヒーローの素養があると前に教えてもらった事があ>>続きを読む

ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

3.6

クリスマス映画の定番だけどプレゼントを買うため奮闘する父親の話だから、サンタも居ない前提で話が進むし、実はクリスマス映画にしては夢がない(そんな事はないけど)タブーな設定なのね。

子供の信頼を失いか
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

4.6

主人公(ケビン・コスナー)が持つ価値観が、限りなく僕に近い事がこの映画を特別好きな理由。

僕の理想をを具現化した様なダーティーでハードボイルドな映画。

『俺たちに明日はない』は未見なのだけどいずれ
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.4

この手の映画の感想でよく見る「犯人たちは実は優しい、本当は警察が悪」の人達はまさにストックホルム症候群を患ってますね。

そもそも人質事件が起きなければ誰も傷付かない訳だから

僕の場合、どんな大義が
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

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【自己考察】
クリーデンスについては、ダンブルドアの母ケンドラが妹アリアナの魔力の暴走によって命を落とす事から考えると年齢的に矛盾が生じる。唯一考えられるのはダンブルドアの父パーシバルが残した腹違いの
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

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ハリーポッターを知らない人もそれなりに、詳しい人はめちゃくちゃ楽しめる理想的な続編。

一見ニュート・スキャマンダーが主人公に見えるが、明らかにJKローリングがダンブルドアとグリンデルバルドの関係を描
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ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

3.5

僕の好きな『こういうのでいいんだよ』映画。

『こういうのでいいんだよ』映画は90〜105分程度の軽い気持ちで観る事ができる映画。思わず「こういうのでいいんだよ」と言いたくなるのが基準。ジャンルは主に
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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

3.4

白い雪×赤い血

犯人や犯行が19世紀の殺人鬼“切り裂きジャック”を思わせました。動機もそれなりに…。初期のドラマ『相棒』でも切り裂きジャックをモチーフにした事件がありましたが、やはり同じモチーフなの
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靴ひも(2018年製作の映画)

4.0

心の空白を埋めるのは“愛”

思う所があり、この手の映画には人よりも惹かれる私。自らの良識を正すためか、頑張る彼等の姿に勇気を貰うからか、彼等に理解を示すためか、それとも邪な考えがあるのか、正直な所僕
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

言わずと知れた名作中の名作。

映画の教科書。

映画ファンの導入作品なんて言われているが、映画歴の長い人にこそ改めて観て欲しい作品。

シンプルにみえて一周回って難しいテーマ。

感想は語り尽くされ
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