好きなキャスト陣に加えキーアイテムが〝バイク〟って事で観てみました。
案の定、バイクに乗りたくなったし
蛍も見たくなりました。
早くにお別れした人の心を想像して悩むことは世の常だけど、思い込みだけでは前に進まないわけで。
結果を出そうと思い詰めたり、人のせいにしてみたり、と紆余曲折しながら確実に歩みを進める姿を、見てる人は見てくれてる。そんなこんなで生きてるってことなんだよね、きっと。
暴力的な事が一切起きず、嫌な気持ちにさせる事もなく、実に穏やかで静かな映画であります。そんな中、ホタルの灯りが控えめながらきれいでした。
廣木隆一監督は『彼女の人生は間違いじゃない』という作品が好きで、気になる監督ではあります。
原作は知りませんが、同じ作者原作の映画『きらきら眼鏡』は好きなので要マーク。
脚本に港岳彦が入ってた。
手持ちカメラが微動する(それが嫌な感じではなくて温かみに感じられる妙)撮影監督花村也寸志は『この子は邪悪』に期待してます!
ヒロインのキャスティングが良かった。
バイク乗りのカメラマン志望なんてカッコよくしがちだろうに、自然体でね。やはり上手いんだなぁ。有村架純、好きになりました。
少ないシーンだったけど………あんなに優しい顔で笑うんだ〜淵上泰史って………。さらに好きになった。
そして光石研に泣かされた〜
最近とぼけた役が多いけど、悲哀に満ちた男を演じさせたら鉄板だな。
三つ目の恵みかぁ
持てる人は大事にして欲しい………。