青二歳

ロミオとジュリエットの青二歳のレビュー・感想・評価

ロミオとジュリエット(1936年製作の映画)
3.6
ノーマ・シアラーが美しいと評判を聞いたので鑑賞。たぶん最古のロミジュリ映画。
…やっぱりバレエで観る方が断然この狂気の恋に没入できるな…と痛感。ロミジュリ振付けの歴代のバレエ振付家たちに改めて敬意を。
それは置いといてノーマ・シアラーとレスリー・ハワードの端正なお顔立ちは古典映画らしい品格があって見とれる。
ただオリビア・ハッセー以降は今作はボロクソに言われそう。ノーマ・シアラーがどう贔屓目に見ても20代だから…
バレエだと40オーバーだろうが名ダンサーは10代に見えるけど。遠目ってのもあるし振付とマイムで10代の少女になってしまう。でも映画だとそうはいかないので…レスリー・ハワードもだけど、少しアダルトな雰囲気のロミジュリでした。

どうも原作通りでテンポがゆっくりめ。原作に忠実なのは分かるが台詞劇で120分はツラい…台詞削って映画らしく映像でどうにかしてほしいと思うのは英語原作を知らないからかな。
青二歳

青二歳