るの子

KING OF PRISM by PrettyRhythmのるの子のレビュー・感想・評価

KING OF PRISM by PrettyRhythm(2016年製作の映画)
3.8
アカデミー賞ノミネート作品が続々と公開され、待ちに待ったヴィクトリアン探偵も公開している。
そんな中ツイッターで見かけた「キンプリはいいぞ」の言葉。鑑賞者の意味不明なレポの数々に気になり出し、公式サイトにあるおうえん上映の動画をみせられ気付けばチケットを取ってしまっていた。

キンプリとは何なのか。調べたところ女児向けアニメから派生した劇場版で、どうやらスケート靴を履いてパフォーマンスをするアイドルらしい。そんな知識のみで乗り込んだ。
映画泥棒から皆赤色のライトを振り回し、企業ロゴを次々叫ぶ。やばい所にきてしまったと思ったのも束の間、唐突に始まるプリズムショー。およそ理解の範疇を超えたパフォーマンスと展開に、気付けば魅せられていた。ストーリーも分かったと思うが、なんせ次々にインパクトの爆弾を落とされたせいで、約70分という短い時間であるのにほぼ覚えていないという始末。E.T.とセロリとGo to hell!、格↑小物です↓、尻から蜂蜜、そして最後に彼らは星座になったのだ。とにかくプリズムの煌めきを感じることができ、鑑賞後は世界が輝いてみえ、「キンプリはいいぞ」と言いたくなること間違いなし。1ミリでも気になったならぜひ映画館で。
次回は通常上映に行ってきます。
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