松井の天井直撃ホームラン

ウィリーが凱旋するときの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

ウィリーが凱旋するとき(1950年製作の映画)
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☆☆☆★★

終盤に向けてどんどんと天丼案件になって行くのが最大の見所。
だがそれを、アッサリと終わらせてしまう粋な演出は流石…と言いつつ。昨今のしつこいくらいの演出に、此方が慣らされてしまったのか。ちょっとだけ物足りなさを感じるのも事実。

ダン・デイリーの細かなコメディー演技は素晴らしい。
プレストン・スタージェス作品でお馴染みの。ウイリアム・デメレストのコメディー演技が、ジョン・フォード作品で観られるのは至高の喜び。

単なる勘違いかも知れないが、スピルバーグの『インディ・ジョーンズ/魔球の伝説』で。ハリソン・フォードが気がつくと、無人の飛行機に乗っていて。間一髪飛び降りるのは、この作品のオマージュだったのだろうか?
ハリウッド作品だと。その後もちょくちょく、そんな似たシチュエーションの作品ってあるなぁ〜…と思いながら観てました。

それより何より…。

牛乳には混ぜちゃダメ〜!

2019年11月6日 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール O Z U