矢野竜子

天使の影の矢野竜子のレビュー・感想・評価

天使の影(1976年製作の映画)
2.8
ずっとなにいってるかよくわからないし
屋内でしゃべりっぱなしで正直辛かった。
ただ現代の歌舞伎町を舞台にもできると思う。
街という舞台で役割を全うできないものは
死ぬしかない。
ハリボテみたいな遠景の街並を
バックにした殺しと
悪口無限ループは映像として見応えがあった。
ラストに登場する神の視点によって
本作は完全に寓話と化す。