おまめ

天使の影のおまめのレビュー・感想・評価

天使の影(1976年製作の映画)
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ダニエル・シュミットの映画は初めてだから、ファスビンダーの脚本に、どんな色がついた結果のこの作品なのかは分からない。ただストーリーは、ニュージャーマンシネマの真髄ように思えた。

ドイツの歴史をしっかりとは把握していないけど、戦後の底が抜けてしまったような空気感に抵抗しながらも、抵抗の結果、戦前に回帰することも同時に拒否したいように見えた。この映画は一人一人が明確に何かのメタファーになっているだろうから、しっかりと勉強してから、また見たい。
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