年老いて枯れてきて渋さが全開のベニチオデルトロと瑞々しいオルガキュリレンコ、好きな俳優が出演しているということで鑑賞しました。
紛争地域の衛生管理を行うチームのリーダーのマンブルゥ(デルトロ)、ある村の井戸に捨てられた死体の引き上げを行うことになるが、引き上げ中にロープが切れ、ロープを探し危険地域に踏み出す...
ロープを必死に探すわけですがなかなか見つからない、紛争地帯というのはこうも物資が不足しているのものなのかと思い知らされる。それ以外にも車道の真ん中に牛の死体を置き、その左右に地雷を設置するという原始的な方法での罠など、紛争地域には実際にこんなものもあるのかと驚かされました。
紛争地域を舞台にしていますが、思いの外緊張感はあまりなく、のほほんとした雰囲気もどことなく漂う映画でした。
デルトロはこういう頼れる兄貴分みたいな役柄がとても合いますね。