このレビューはネタバレを含みます
かっこよくて暖かくて、元気をもらえる映画。
主人公のお兄さんは小さい頃から夫婦喧嘩の仲裁役をさせられたり、家出の邪魔をされて夢を諦めざるを得なくなったりで散々な目に遭ってるんだけど、それでも誰かの成功を自分のことのように喜べる人なのがすごく印象に残ってる。
途中でバンドメンバーに加わったいじめっ子は親からの暴言に慣れすぎて自分のことを「クズなのに」って言ってたのが辛い。
過酷な状況に身を置いてる子どもにとって家庭以外の居場所があるのって大事だよな〜と改めて思った。