わたなべのどか

シング・ストリート 未来へのうたのわたなべのどかのレビュー・感想・評価

5.0
2024/4/13
転向していじめの標的にされたコナーは、ラフィーナに恋をする。モデル志望のラフィーナに振り向いてほしくて、バンドをやってるからMVに出ないかと嘘の誘いをする。嘘を事実にするべく同級生を集め、バンドを組み、作詞作曲をするようになる。

ラフィーナは養護施設で育ち、コナーは両親ともに健在だが不仲で、母親は職場で不倫中。学校の先生には理不尽に怒られる…など思春期に抱える色んなものをストレートな歌詞にしているのがとても刺さった。
コナーの兄が口も悪く厳しい性格かと思いきや、弟思いで情に溢れたキャラなのもよき。
最後はコナーとラフィーナで無謀な旅に出るシーンも若者のキラキラ感があった。
曲も歌詞含めて好きだったな。

「悲しみの中の喜びを」