シング・ストリート 未来へのうたの空気男のネタバレレビュー・内容・結末

良かった！ 素晴らしい青春映画。前半のなんちゃってMTVごっこ、バンドメンバーのキャラが立っていて、彼らを見ているだけで楽しい。いじめっ子をローディに巻き込んじゃう展開も良かったね（そこでMotorheadのWe're the Road Crewとかかけて欲しかった）。
後半のがむしゃらに希望へ向かう展開も美しかった。

予告編でThe JamのTown Called Maliceがかなりフィーチャーされていたせいもあって、何となくリトル・ダンサーを連想したよ。本編では一瞬かかるだけだけど…。

本編と直接関係ないけど、アイルランド映画に出てくる父親って大体悲しいな。この映画にいたっては本当に報われない。愛してるとさえ言ってもらえない。悲しい。

音楽的にはちゃんと80年代っぽかったり、そうでも無かったり（あれは2000年代以降の音だろー、と思っちゃう曲も）。パンクとかゴリゴリのニューウェーブとかにはほぼノータッチ。時代が85年だからか。