おれはジョン、ぼくポール
いつの時代もバンドはこんなに簡単に始まる。
この映画にはバンド活動においての裏の面、やらなきゃいけないことや、やっても出来ないこと、失敗、わからないこと、1年に3回ほど起こるメンバーとのいざこざなどが一切描かれていない。
だから良かった。最高だった。
"こんな感じどう?"
"ここでドラムがババって入ってきて"
"一旦みんながパッと止まって"
これでいいのだ!
この遊びが死ぬほど楽しくて、夢中になって、考えるよりも先に行動している。全ては女の子のために!
自分が見てきた音楽映画の中でぶっちぎりのナンバー1。
ラストの船のシーンは、安っぽいCG含め全てが最高。本当に本当に最高。