YUKi

シング・ストリート 未来へのうたのYUKiのレビュー・感想・評価

3.0
音楽が人生に与えるものの素晴らしさを曇りなくまっすぐに描いた作品。憧れがちな男の子同士の友情や、眩しいくらいの青春描写、主人公の手探りのような成長にも感情移入できた。悲惨な経済状況下でも、ダメな大人だらけの環境でも、音楽のもたらす輝きだけは褪せることなく、もちろん80年代音楽も作品のオリジナル曲も最高。わたしの好きなワードは“Happy Sad”。‥ただ、前作の「はじまりのうた」ほど深くは響かなかった。比べることに意味がないのはわかってるけど、この監督の作品は今後もあれを超えるか超えないかっていう視点で観てしまいそうです。
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