薪

シング・ストリート 未来へのうたの薪のレビュー・感想・評価

3.0
う、うーーーん。
これは多分に、俺が大学でバンドをやっていたことが影響していると思う。
気と趣味の合うメンバーを集めることも、人に「良い」と言ってもらえる曲を書くことも、モテることも、こんなに簡単では絶対にないよなー。
しかもそれをフィクションとして昇華できるほどパワーがあればいいんだけど、でも…やっぱり体育館でライブとか至極どうでもいいし、終盤にかけて(=主人公達のソングライティング能力が上がっているという言い訳ありきでも)曲がどんどん"洗練"されてマルーン5っぽくさえなるのはやはりノレないっす。
このジョン・カーニーの映画における"ウェルメイド感"というか"まっすぐ感"っていうのが、自分には能天気にしか感じられないんですよねぇ。
薪