はるな

シング・ストリート 未来へのうたのはるなのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは1980年代に青春を過ごした世代の私にとって、直球ど真ん中の作品でした!

ダブリンとニューヨークでラブソングを奏でたジョン・カーニー。
今度は再びダブリンに戻って青春ソングだなんて、どこまで感受性が豊かなんだ、この監督♪

アイルランドの疲弊した街は、住人の心も疲れていた。
そんなどよんとしたダブリンの空の元、音楽で自分自身を表現する若者達が集うバンド「シング・ストリート」

両親の不仲も、校長の陰険さも、ジャイアンの様ないじめっこの暴力も、音楽の力で吹っ飛ばす!

劇中に流れるデュラン・デュランやA-haなどのイギリス80年代サウンドと、当時を意識したオリジナル曲で、主人公コナーの切ない想いを伝えてくれます。

コナーとラフィナのラストシーンも、やはりイギリスの名作「小さな恋のメロディー」を思い出させる、どこまでもニクイ演出♡

早くも次回作が待ち遠しい、そんな思いで一杯です♪
はるな

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