yukari

シング・ストリート 未来へのうたのyukariのレビュー・感想・評価

4.8
前作のはじまりのうたもよかったけれど、今作も、もっとよかった。

観に行くタイミングがなかなか合わず、
やっと今日観れて大満足。

いつもは憂鬱な日曜日の夜にこの映画を観れて気持ちが清々しく今週が始まりそう。

楽しみになりすぎて、観る前にサントラを買ってしまった私。
サントラを毎日繰り返し聴いていて、選曲がとても好きだったので期待値が上がってからの鑑賞だったけれど、期待を裏切ない満足感だった。

バンドがどんどんカッコよくなっていったり、メンバー同士が微笑ましかった。
最後いじめっこの変貌にも驚く。

若い2人が若さゆえに怖いもの知らずで、
まだ見ぬ世界へ飛び込んで行くところにはジーンと胸が熱くなった。

あと、見逃せないのが、お兄ちゃんのキャラがすごくよかった。

途中、離婚寸前の母親が夕陽を眺めながらたそがれる背中を見ながらお兄ちゃんが語るセリフや、弟に、前はおれがジェット気流だったんだって、言うシーンが兄弟で1番年長の立場ならきっと共感するところだと思った。

私も姉なので、弟を応援する気持ちを含めてお兄ちゃんの気持ちに感情移入してしまった。

いい映画だった。
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