TomoyaNakamura

シング・ストリート 未来へのうたのTomoyaNakamuraのレビュー・感想・評価

3.5
不意打ちな恋に落ち、自我に目覚め「熱中すべきもの」へ邁進する爽やかな男臭さが良い。そこから出来上がっていく音楽とスタイルも眩しくって羨ましい。
兄弟・親子の血縁と因縁を交えた決意表明は、自分自身の青春時代を思い返して、清々しさと苦々しさが蘇り…

ところどころのファンタジックなシーンは、映像としてはエキサイティングだけど、彼が見ている夢を追体験するようで、ハマりきれなかったなあ。(ジョン・カーニー自身の夢写しでもあるのかな)