多福御膳

シング・ストリート 未来へのうたの多福御膳のレビュー・感想・評価

4.0
どの曲も眩しいほどにキラキラしていて、でもそれは単なるキラキラじゃなくて一言一言に凄く強さがあったというか、心に突き刺さったどころか貫通したような衝撃。やってみたいことがあってもなかなか飛び込めない自分の背中を明るく優しく押してくれるような感覚。それぞれに悩みを抱えていた彼らの音楽だからこそ心に届くものがあるんだろうなあ。
登場人物みんなの瞳がすっごく綺麗で、それだけで引き込まれるものがありました。
胸が痛むシーンもたくさんあったけど、そんな中で突然決めたバンドを楽しんでくれる仲間、夢をまっすぐに追いかける彼女、大きすぎる愛で背中を押してくれる兄、みんなみんな最高だった…!
コナーとラフィーナにはもちろん、シング・ストリートのみんなにも、コナーの両親、お姉ちゃん、そして何よりお兄ちゃんにしあわせが訪れているといいなあ。
これからも大切にしたい作品です。

追記)シング・ストリートのみんなの登校シーン
、全員制服ベースなのに毎回アウターや小物を変えてすっごくおしゃれに着こなしていたのが最高に可愛かった〜!
多福御膳

多福御膳