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シング・ストリート 未来へのうたのairiのレビュー・感想・評価

3.9
【音楽と家族と恋愛と仲間と共に成長する熱苦しくない等身大の青春ストーリー】

"はじまりのうた"が大好きで同じ監督ということで観賞。個人的には、やはりこういう『爽快感のある作品』大好きです!

高校生と言っても、わずか15歳。心の不安定さというか脆さ、心の変化が凄まじい中で、色んな出来事に心を揺さぶられながらも、女の子を口説く理由ではじめた"音楽"で、どんどん成長をしていくストーリー。

恋愛での成長も、家族の問題を乗り越えたり、転校した先の学校生活での変化であったり、色んなことを乗り越えるたびに(大袈裟に乗り越えていくって感じの描写は一切なく、静かに、でも強く乗り越えていく感じ。)顔つきがどんどん大人に近づいていく感じが見られ、曲も劇中何曲もかかるのですが、どの曲も時間の経過を追うごとに格好良く、洗練されていく感じも見られて凄く凄く心地がいい。

主人公の男の子がとっても童顔なんですが、最後の方何故か格好良く見えてくるので不思議。とにかくいい話。

お兄ちゃんとの絆も見どころです。
お兄ちゃんも幸せになって欲しい!!!
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