いくまる

シング・ストリート 未来へのうたのいくまるのレビュー・感想・評価

3.8
歌やコナー自身やバンドや地域や、って沢山見るところはあるんだろうけど、兎にも角にもお兄ちゃん…!な映画でした。

「俺がジェット気流だった!」が全てだなって。
新しいことも、怖いことも、壁壊すのも、道を作るのも、全部自分だった。
何を最初に始めるのも年齢や自分の性格あってこそだから妹や弟がその道だけを悠々と歩いたとは思っていないし、超えてくれたらそれは嬉しいことでもあったんだけど。
でも最後まで実家に残った自分のことと何となく重ねてしまってモヤッとしたり、応援してみたり。

この先コナーがどんな人生を歩もうと、もしすぐ戻ってきたのだとしても、悪態つきながら全部肯定できてしまうであろうお兄ちゃんを想わずにはいられない。


ロックなルーシー・ボイントン可愛いなぁ。
いくまる

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