Jimmy

Moonrise(原題)のJimmyのレビュー・感想・評価

Moonrise(原題)(1948年製作の映画)
4.5
確かにクライム映画ではあるが、殺人を犯したからどうのこうの…ではなくて、「人間を暖かい眼で見つめるような人間ドラマ」に見えて、感動した!✨💗

冒頭から絞首刑を「影」で見せるシーン ⇒ 寝ている赤ん坊に被さる「首吊り人形の影」 ⇒ 赤ん坊が成長して少年になるが「お前の父親は死刑囚!」などと言われていじめられるhシークエンスは、ある少年の家庭環境を上手く表現した見事なものであり、フランク・ボーゼージ監督の手腕が光る🎥✨✨✨

更に、殺人事件を描いた上で、「犯人がどうなるのか?」といった要素は控えめに、犯人の青年の恋愛や悩みなどを描きながら見事な人間ドラマとなっていく素晴らしさ👍
ここで大きな存在感を見せるのは、恋人役を演じたゲイル・ラッセルである。彼女はアチコチの映画で見かけるが、本作では「恋する女性」を演じていて、とても綺麗💕

フランク・ボーゼージ監督の傑作‼️🎥✨✨✨
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