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ダゲレオタイプの女のanguishのレビュー・感想・評価

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)
2.1
★舞台はジャン(タハール・ラヒム)がパリ郊外の古屋敷に住まう写真家ステファン(オリヴィエ・グルメ)の助手になる所から始まる。一時間、動きがありません。古風な話かと思えば下品な展開へと切り替わっていきます、冒頭の伏線が現実味を帯びていき想像を膨らませて自分の中の道筋を見事に裏切ってくれますよ。中盤のアレとか嫁とか実はだったのか…?さえもどうしようも出来ない気持ちに翻弄される。好きな人には頗るハマる映画でしょう。

にしても30秒程度の不自然なセックスシーンは必要だったかな?タハール・ラヒムくんはどうも小さな野心を持ち合わせてチャンスとばかりに足掻くけど結局…って役が多いのね、ビュジュアルがそうさせるのね。予備知識全くなしで見てくださいと言いたいけどヘンテコリンな話が嫌いな人は回れ右した方が無難です。

20181226-22(154)
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