これは面白い。最古の撮影技法ダゲレオタイプの再現に挑む写真家とその娘、そして助手。ダゲレオタイプはモデルを固定化させ動くことを許さない。その姿はまるで死体か人形のよう。
写真という過去を保存する、…
『ニューヨーク 親切なロシア料理店』のタハール・ラヒムが良かったので、俳優繋がりで鑑賞。
ダゲレオタイプ(銀盤に像を直に焼き付ける撮影技法)に取り憑かれた父親、そのモデルを務め続け自由がない娘(マ…
オール海外ロケ、海外キャストで挑んだ黒沢清監督のフランス映画。
狂気の写真家と娘と助手。
露光時間が長い撮影方法の狂気の崇高性を見せつける前半、恋愛を絡めながらホラーの要素を強める後半。
最小限に主…
何で殺しちゃったん・・?
なかなか興味をそそられる題材だったので観てみたんですがうーん、自分にはちょっと難しかったです
ダゲレオタイプが絡むのは前半のみで、後半は全く。なんなら中盤「今何を見せ…
前半☆4.8、後半☆3.0。女性の不在、すべて男たちの頭の中で妄想された彼らを脅かす・そそのかす存在。被写体を明確に加害することで芸術を作ろうとする男ステファン。創作において自分以外の人間が当然存在…
>>続きを読む亡き妻の面影を求め執拗なまでに古典技法にこだわる芸術家肌のカメラマンの助手となった主人公は被写体として過酷な撮影を強いられる一人娘と恋に落ちる。ホラーの演出手法や古写真など最近気になってる事柄がたく…
>>続きを読む幽霊的な存在の扱いを生者の背後を周遊する不穏な影としてのみでは終わらせず、きちんと顔まで鮮明に写してみせるのが黒沢清流。
地続きなはずの日常が不意に瓦解する瞬間の呆気なさを諦念とも異なるドライな眼差…
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