ダゲレオタイプの女の作品情報・感想・評価・動画配信

「ダゲレオタイプの女」に投稿された感想・評価

フランスだろうが関係無く黒沢清映画の雰囲気が落とし込まれてすごかった......。
キャストも舞台も海外で日本では無いのに、やってることは変わらないしブレてないのが良かった。
いつも通り淡々として不気味さがありつつ、単純に欧州の美しさもあるのが良い。
何処からが幻覚で何処からが現実なのかが分からない感じが不気味すぎる。

構図も何処を切り取っても絵になるほど整ってるのはスゴい。
恋愛要素もあるような書き方だが、一貫してホラーだった。
恋愛がホラー演出のためでしかない。
めちゃくちゃ洒落たホラーだった。
コゴエ

コゴエの感想・評価

1.5
期待して見たが個人的にはヒットしない。
映像はなかなか綺麗なんだけど。
マリーはもっとずっと前から居なかったのだ。
砂米

砂米の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清の海外作品ってどんな感じなんだろうな~と。
最初は台詞も少なくてゆったりした空気感があり、海外ロケ作品の『旅のおわり、世界のはじまり』みたいな感じかと思ったけど違う。
黒沢清独特の不穏な演出も特に感じられない。清の映画と知らなければ観てなかったろうなとも内心思いながら鑑賞していたのだが、途中からどんどん面白くなっていく。

階段から転げ落ちたマリーを病院へ連れていくため車を運転するジャン。
運転を誤って川の近くでマリーを落としてしまう。そこから黒沢清節が始まっていく…!
暗闇からヌッ…と瞳孔開いたマリーが直立して現れるの怖すぎるよ。よくジャン普通に声掛けれたよ。私だったら絶叫していた。

ここからどんどん不穏になっていき、白いカーテンもはためく、はためく!
本当か嘘か、マリーは死んでいるのか生きているのか、主人公の妄想と現実の境目が曖昧になっていく。どう話が展開していくか読めないので物語に引き込まれていった。

改めて考えると、今までの黒沢清に感じられるホラー要素は日本独特のジャパニーズホラーだったのかもしれない。
この映画の演出も今までの黒沢清作品と特に変わっていないのだと思うが今回はゴシックホラーみも感じた。
それは舞台も役者も海外の人達で、特にマリー役の女性は海外の古典ホラーに出てきそうな顔立ちをしている。昔のドレス姿にもなるし。
そういうことも手伝ってそう感じるのだろう。
それもお金持ちが住んでそうなお屋敷が舞台。
インテリアも高そうなものを飾ってて富豪じゃんか…。清は『回転』みたいなゴシックホラーに挑戦してみたかったのかなと思った。
今思うと舞台もお仕事も上品さと歴史を感じるからとてもホラーにマッチしていた。

後半から父親が妻や娘にしてきた過去が分かってきて謎がひとつひとつ解けていく面白さもあった。
それに役者陣が上手い!特に父親が素晴らしかった。
マリーは目の焦点がずっと合わないのだけど(後から分かったが父親に筋弛緩剤を飲まされていたため)あまりにも上手いので演技なのか、実際にそうなのか分からない。

後半からラストシーンの流れが本当に好みでした。
ラストも悲しいけど美しい…。一面の畑に佇む車。結局あの屋敷に帰ってしまう。
とても好きな映画でした。
柊

柊の感想・評価

5.0
好き。仏映画な一方で怪しさの描き方は日本的で面白い。蝋燭の火のようにちらちら揺れる女優さんの演技が心に残った(と思っていたら、たしか同じような表現の批評がパンフレットに載っていた、なんだか悔しい笑)。
ちなみに黒沢清監督はこれが初鑑賞。そんな人間のレビューです。
M

Mの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

筋弛緩剤のせいで母親が自殺して娘は階段から落ちた?眼振は後遺症?
ホラー要素が後半からじわじわ広がっていった
後半の畳み掛ける謎がよかった

近年の黒沢清の作品で一番初期作品に似ている
いたみ

いたみの感想・評価

5.0
黒沢清を何作か見たのち、外国の名作映画を何作も見てきた。「洋画枠」としてひさびさに黒沢清を見られる。
き、き、きよし〜!ただいま〜!
となった……。外国映画でも黒沢清だ……!
迫り来るぼやぼやの女、いやすぎる
フランスを舞台にした日本の古典怪談。それは死者と生者の境目が曖昧で、哀しくて優しい。で、お父ちゃんには女を縛りつける快感もあったのでは?
焼き

焼きの感想・評価

4.0
温室のライト揺れるとこあたりで、これってホラー?ってなった、ずっと続いててキマってて調和してきてて、予感はあるけど不安はない感覚
超常現象としてではなくてどんだけ幽霊に人間を近づけようとするかの模索、揺れるもの、顔が見えても無表情、ぼったち、人間を人形に近づけていく

死体が吹っ飛んで水ん中…?ウソ…えぇ…のとこめっちゃおもろい
コンスタンスルソー!
現代の物語だと思わずに観始めたので驚いた コンスタンスルソーはやっぱりむかしから来た人のように見える それが奇妙に物語と符合していて絶妙なこわさ
成笑

成笑の感想・評価

2.5
愛だけで成すには限界がある。
親子であれ恋人であれ友人であれ。
底をじっとり流れていく怖さがあった。

2021/09/30
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