ドアがゆっくり開く→運動を誘発する
存在そのものがそこに固定
漠然とした恐怖→カーテン
静から動へというアクションが囚われから開かれへという物語と緊密に連携
建物の構造がわかる
階段
扉の先にあ…
「死がふたりを分かつまで」
言っちゃえばありきたりな内容なのにそれでここまで魅せられる黒沢清はやっぱり映画のかみさま
ずっと不穏なのにまるで不穏なことなんてひとつも起きてないみたいなカメラの置き方…
なんだか掴みどころのない映画だなと思っていたが、中盤に差し掛かったあたりで「これはゴシックホラーをやりたいのではないか」と見当がつく。土地を売る、という話が湧いてくると洋館が人を蝕み始めるからだ。『…
>>続きを読む✓精気を奪う人間固定装置
静かで美しいゴーストストーリー。マリーがたまらなく綺麗。特に事が急に動く瞬間(階段を落ちるシーンと薄い煙)は極上。新しい息吹は不吉な魔性を纏い人の心を拘束して狂わせる。儚…
U次。25-99。ようやくキャッチアップ。おもしろい。怖い。美しい。現実とリミットはどこにあるかと、そのあわいを彷徨うカメラ。
最初のショットから引き込まれる。電車のパンタグラフと空。降りてくる男…
見えないものを信じる、受け入れがたい現実に対して希望的な何かを信じる。
宗教的な精神性も強く感じるが、側から見れば非合理ながら、この視座は確実に人間の根源にある意識を看破している。
外観ではなく、内…
いやー書籍紹介で、黒沢清関係の作品として紹介されていて
その可能性も考えられただろうに
ホラーにまさかジャンル分けされてるとはねー
とはいえ
ホラー、って感じの作品でもなく
ミステリーの範疇に…
写真家と、その被写体の娘と、そこに入ってきた助手、という素材だけでここまで長く撮れるのが天晴れです
しかしこの監督も「世界的ホラー作家」みたいに見固められてるのが損してるよな〜
本人がホラーとして撮…
パリで仕事を探していたジャンは写真家ステファンの助手として働き始める。ステファンは郊外の古い館で、娘のマリーをモデルにダゲレオタイプと呼ばれる大掛かりな技法を用いて撮影していた。撮影は長時間に及び本…
>>続きを読む(C)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS – LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinéma